マダツボミの観察日誌

ギャルゲーマーによる、ギャルゲーやラノベの感想、備忘録とか

9-nine-ここのつここのかここのいろ 備忘録・感想【ネタバレ注意】

 定期的に生じるエロゲ衝動を抑えきれなかったので、ずっと気になっていた―――

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 ぱれっとさんの『9-nine- ここのつここのかここのいろ』をプレイしましたので、episode.2に行く前に備忘録を残しておきたいと思います。

 4作品中の1作品目ということで、これ単体で評価するのは難しいですが、めーーーーっちゃ後味悪い終わり方しましたね。私はこれ書いたらすぐepisode.2やる予定なので良いですが、これリアルタイムでやってたらちょっと怒ったかもしれません。

 今回は備忘録ということで、今後の展開の予想とキャラの所感の方書いていきます。

 通してプレイ済みの方は、ああこいつ予想全然外してるよって生暖かい目で見守っていてください。私はこの記事を全クリした後に読み直すのが楽しみです(そのために次を読まずに我慢して書いた)。

 

 

 

エピローグの考察と今後の展開について

 石化事件に一先ずの決着がついた後に、ソフィがアーティファクト(AF)を回収しに来ると呟いて消えていきましたが、これ「お前を後で殺す」ってことですよね。この枝の都達は知らない情報ですけど。

f:id:saijunior2002:20200610212840p:plainこいつ絶対に邪悪な生き物だろ・・・ 

 そして、最後、都が能力を使い続けたことによってスティグマが広がっているのが判明し、夜の街にサイレンの音が鳴る中、怪しげなフードの女の子(本物の魔眼ユーザー?)が不気味な笑みを浮かべてフェードアウトという終わりでした。って、、、これ都死んでません??中田氏された精子を回収するために能力を使って死ぬって、流石にギャグですよ。

 都が最後死んでると仮定して、考えられる原因は次の2つですかね。

① 能力を使いすぎると死ぬ

 香坂先輩や能力に呑まれた都は人格が変わっていますし、それが行き過ぎると死ぬという設定でもおかしくはないかな?と思いますけど現段階だと完全に妄想ですね。

② ソフィはAFユーザーの成長を待ち、育ったところでAFを回収している。もしくは未知のAF能力を見極めるために、主人公たちを使って人体実験をしており、十分に能力を確認したところでAFを回収している。それによって都はAFを失い死んだ。

 これはそう思ったポイントがいくつかあって、1つに最後の流れ、2つは魔眼AFの能力を小出しにして情報を制限することで魔眼ユーザーの成長を促したようにも見えたこと、3つは都が石にされた際、絶望の主人公のAF覚醒を期待したことですね。

 1つ目について。最後の一連の流れ、AFを後で回収するというソフィ→能力の使用を続けてスティグマが広がる(都ちゃんの目のハイライトが消える)→サイレンの音フェードアウト、はソフィが成長したスティグマを持つ都からAFを回収して、都が死んだ(救急車で運ばれる)と読み取れると思います。とすれば、すぐに用済みになったはずの都からAFを回収せず、スティグマを成長させた都からAFを回収する理由が必要あったというわけです。スティグマが成長するということが何を意味するかは不明ですが、どうやら能力の使用を続けるとスティグマが成長するということなので、能力を繰り返し使用させるということが重要なのかもしれません。

 2つ目はもしそうであれば、魔眼ユーザーが成長したことによって、主人公たちも能力を高める必要がでてきたことから、何かしら主人公たちが成長することによるソフィのメリットがあったと取れます。そしてメリットとして考えられるのは、1つ目の最後で上げたことなのかと。

 3つ目について、1週目で都が石にされた際に、ソフィが主人公の覚醒に異常な期待を示したことが事実としてあります。ではなぜソフィが主人公の覚醒に期待したかですが、仮説として強力な能力を持つAFをユーザーから回収した場合に得られるメリットが大きいこと(何かしらのエネルギーを得ている?)、強力なAFを回収できることを喜んでいるなどが考えられます。

 さて、ともすればソフィはゲートが開いた際に、意図的に未知のAFをばらまいたとも考えられますね。そして魔眼という明らかな敵を用意して(魔眼はソフィが認識していたAFであることが気になっている)、AFユーザーの成長を促しているのではないか?そして成長したAFユーザーからAFを接収することで、何かしらのエネルギーを手に入れるもしくは、未知AFの実践データを手に入れようとしている!っていうのがepisode1を終えての私の予想です。全然当たってなさそうで面白いですね。こういうの考えるの楽しいので、分割ものも悪くないなぁ(最初の苦言はどうした)。

 あとはメモ程度に気になった所を。

 ソフィが所有している世界を渡る能力を持つAF。これがどんな能力だか気になりました。どうやら異世界の並行世界を渡り歩けるという話ですが、AFの扱いはどうなるのかと。並行世界のどの主人公達もAFがある世界だとすれば、AF複製してないか?という疑問があります。ソフィは毎回放火魔のAFを回収していましたが、ソフィが世界を渡る能力を持った同一の存在であれば、無限にAFが増えていきますよね?いやソフィが時間を遡った瞬間に元使用者が生き返るから手元から消える?うーん、わかりませんけど、今後のポイントになってきそうな気もします。

 主人公のAFについて、これ明らかに最初に神器でケガしたときに入り込んで一体化してるってパータンですよね。私は知ってますよ。

 OPの『この世界は君を「   」した物語だった』がめっちゃ気になってます。何が入るんでしょう?君は都を指している?これ「なく」した物語じゃねーだろうな・・・やめてくれよ?

都ちゃんについて

 都ちゃん可愛いですね。声ともとてもマッチしていました。あおかなの感想でも書きましたが、私は澤田なつさんの声大好きです。脳が溶けます。エロゲ界の電子ドラッグとは澤田なつさんのことを言います(私調べ)。都ちゃんが主人公の袖を引っ張って告白するシーンはCG、演技、シチュエーション全て含めて震えるほど素晴らしかった。本当に好き。

 都ちゃんは非常に控えめですぐに謝ってしまうような性格ですが、芯は強く、一度決めたことは曲げないという心を持っています。私はこういう娘が大きな壁にぶつかって折れて自分の生き方に疑問を持っても、それでも真っすぐ生きようとするという展開が大好物です。でもそこまでの葛藤を都ちゃんは見せてくれないどころかあっさり闇落ちしてましたね。突如現れた『死』という恐怖に対しても主人公とのセックスで曖昧にさせてしまいましたから。そこはちょっと残念でした。

 セックスつながりで、今回のHシーンは結構ぬるぬる動きますね。噂のE-moteかな?『きまぐれテンプテーション』で初めてみたときは少し違和感がありましたが、今回のは結構よかったですね。特に対面騎乗位のシーンで、体が揺れるたびに胸も揺れて、主人公の脇から乳首が見え隠れするところがポイント高かったです。これはうまくE-mote使ってるなって感動しました。

 都ちゃんはどこぞの一般エロゲキャラとは違って、Hシーンでも全然乱れず、できるだけ冷静に努めようと必死に声を押し殺している所が、お上品なキャラクター感が出ていてとてもとても良かったです。下手に卑猥な言葉を使われるよりも、ただひたすらに耐えてる感じの方がエロい時もあります。最初中出しを拒否したところもベリーグッド。エロゲではありがちですけど、学生でお堅い女の子が初セックスでいきなり中出しを許すって、相当違和感ありますからね。そういう所を気にするユーザーへの配慮がなされているのは偉いです。まあ結局能力で子宮から精液を回収できることに気づき、中出しを要求するわけですが、それはそれで良い(お前何でもよいか?)。結局羞恥心が最高のスパイスなんですよね。

 エピローグのHシーンで大分こなれてきた都ちゃんも確認できて非常によかったのですが、その後すぐにあのシーンが入って全てが悲しくなりました。

 

終わりに

 謎が多く残るepisode.1でしたが、面白くなりそうなポテンシャルをビンビンに感じてますので次が楽しみですね。次回作以降でみやこちゃんに救いはあるか!?(そもそも死んだと決まったわけではない)

 ではまた次回に。