マダツボミの観察日誌

ギャルゲーマーによる、ギャルゲーやラノベの感想、備忘録とか

9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ 備忘録・感想【ネタバレ注意】

 今回も前回に引き続きぱれっとさんの『9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ』の備忘録兼感想を残して行きます。

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このCG好き

 お話としては一先ずの大団円を迎えたという所でしょうか。少なくともこの枝では幸せな日々が続くようで、やっとここまでたどり着いたなぁと感無量です。ここから更に上がっていくのか楽しみで眠れませんね!

 

 シナリオ雑感

 今エピソードでほぼすべての謎が解き明かされて、いよいよ次回決戦ですね。全く自分の予想外れてたのウケます。 ソフィもしかしなくても良い奴なのでは?

oceans-game.hatenablog.com

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 確かに『そらいろ』でソフィは、イーリスが石化の魔眼を乱用して問題を解決したと翔に勘違いされたことに対し、必要に迫られたときしか使っていないと不快感を示しながら訂正していたのは気になっていた部分ではありました。ただその時は、英雄的存在であるイーリスを勘違いされたので怒ったと整理していたのですが、これが伏線でしたか。ソフィと同じ声、眼は2対あるあたりで気づけてもおかしくなかったです。
 ただソフィを疑ってた理由として世界の眼の能力で時間を遡れると勘違いしてたこともあります。『そらいろ』で原液のアンブロシアを飲ませたら前の世界で死んでしまったとソフィが発言しており、これは都のエピローグ後だと推測されるため、ソフィも時間を遡っていると思っていたのですが、うーん何か勘違いしている?。

 そしてエピローグのシーン。このオチは全く頭の隅にもなかったです。俺が俺たちが観測者だっていう。確かにそれならその時点の翔が知らない情報をインプットすること可能ですね。つまり私たちが望んだから可愛いけど実妹である天とHなことができたわけですね!私達にとっては妹ではなく明るく可愛い女の子ですから。圧倒的納得がそこにあった。

 プレイヤーを観測者に見立てて物語を進めるという手法は全く新しいものというわけではありませんが、時間・世界間遡行、死に戻りは最近流行ってるジャンルなので、それらを隠れ蓑にプレイヤーに違和感を感じさせず進行させて、最後ひっくり返す展開は非常に上手いと感じました。だからこれは今の時代だからできたことで、ギャルゲーの進化は止まりませんね。少し嬉しくなります。

 

春風について

 春風ちゃんは最初のおどおどっぷりから、どうやって恋愛に発展させるんだ?と思っていましたけど、蓋を開けたら随分愉快なキャラでしたね。つい思ってるところを口にしてあわあわ訂正するところとか、急に早口になってちょっと人前で見せられない笑いをするところとか凄い可愛かったです。えづいてるシーンすら可愛いので、可愛い女の子ってずるいですね、何やっても可愛いです。彼シャツ着て主人公に押し倒されることを妄想したら現実になっちゃったシーンは最高に好きです。そのまま押し倒せ!って画面の向こうで叫んでいましたが、祈りは届きませんでした。

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ん?・・・ん?

 あとエデンの女王モードの春風様も妖艶なお姉さまって感じで素晴らしいんですよね。手のひらでコロコロされる感じがたまらなく好きでした。大人っぽい女性って昔は得意じゃなかったんですけど、最近はかなりいけるようになってきましたね。これが歳をとるっていうことですよ、皆さん。

 白馬の王子様を待っていた痛い春風ちゃんですが、この3作品で最も成長しました。抵抗力が強いっていう所からも元々心が非常に強い女の子だったのかもしれません。能力も圧倒的に最強格ですし、なんだ理想を実現させる能力って強すぎか?他の所で寿命を代償にしないロベルト・ハイドンうえきの法則)じゃんってコメントを見て、それは強いなって再認識したのと同時にちょっと笑いました。
 わたしとわたくし、すべての自分を受け入れて、そして前に進む春風ちゃんは凄い魅力的だったし、私好みの展開でした。

 Hシーンも前2作と比べれば、性欲が強いと自称するだけあって、実用性(意味深)がありましたね。所々笑かしてくるのはご愛敬ですが。そういう意味でも、エロゲ的なキャラだったのかなと。

 さて次が楽しみすぎて走り書きになりましたが、今回はこの辺で、ではでは~