マダツボミの観察日誌

古典からギャルゲーまで備忘録兼感想帳

ギャルゲーマーによる『なろう小説』のススメ

 皆さん、小説家になろう(以下なろう)という投稿サイトはご存知でしょうか。

 もう最近は、なろう出身の作品が続々と書籍化されたり、アニメ化されたりして、かなり有名になってきたのではないかと思います。Reゼロも、さすおにも、このすばも、ダンまち、ログホラもなろう出身ですね。そして、これらの作品たちを見た読者および視聴者達は、こう思うかもしれません。

「無料でこんなクオリティの高いラノベ読めるなろうってすごくね?」

と。確かにそれは正しいのですが、多くの方がご存じの通り、上の作品達はなろうの中でも上澄み中の上澄み、例えるならば東京大学でもトップクラスに優秀な学生というところであり、ほとんどの作品は東大生どころかFラン大学生もいいとこどっこいのレベルだったりします。お決まりのパターンとして、いきなり何らかの形で死んで異世界転生してチート能力を与えられ俺TUEEするか、突然魔法陣で異世界に転移させられ、チート能力と謎の現代知識でハーレム作って無双するというものが多いですね。最近では、スマートフォンを異世界に持ち込んで俺TUEEする作品がアニメ化しましたが、世間では「なろう欲張りセット」「これが本物のなろう小説」などと言われていますね。実際的を射ていると思います。個人的にはまだまだマシな方だと思いますが・・・。

 私としてはそんな糞みたいな小説達も味があって結構好きだったりするので、糞みたいな作品たちから面白い作品を探すのも楽しいのですが、一般的には労せず面白い作品を読みたいと思う人が多数だと思います。

 前置きが長くなりましたが、今回はそんな皆様たちのために、玉石混合ななろう小説たちの中でも個人的に結構いけてるんじゃないかと思う作品をご紹介したいと思います。

というわけで一つ目

平和の守護者

創世のエブリオット・シード 平和の守護者1 (ファミ通文庫)

創世のエブリオット・シード 平和の守護者1 (ファミ通文庫)

 

 初めに紹介するのは「平和の守護者」です。正直タイトルが普通なので、PVを稼げてない所がありますが、書籍化もした力のあるSF作品です。

 話としては、『ES能力者』と呼ばれる超能力者が現れた、日本のIF世界で、空を飛びたいと夢見る主人公が、ES能力に目覚め、大きな陰謀に巻き込まれつつも、夢を叶えるため努力していくといったもの。

 この作品の良さは、独特の世界観と、能力を使った熱いバトルですね。主人公君の河原崎君はお調子者なんですが、真面目で努力しコツコツと訓練して力をつけていく、しかし敵は強大で何度も死にかけるが、そのたび強くなっていくという、昔懐かしの友情努力勝利を体現しており、おススメです。

 個人的に、バトルものは主人公が強すぎると、話が単調になりがちになるのであまり好みではないんですが、そういう点でも「平和の守護者」は強すぎず(主人公の先生が作中でも最強すぎて主人公がいい意味で目立たない)、弱すぎずとても良いと思います。

 書籍化はされていますが(2巻はでないんですかねぇ・・・?)、なろうでまだ普通に読めますし、完結済み(なろうで一番偉い要素)なので、気軽に読めますね。良くも悪くもなろうっぽくない作品なので、万人向けなのではないでしょうか。

 エリィ・ゴールデン~ブスでもデブでもイケメンエリート~ 

  続いて紹介するのはこれ「エリィ・ゴールデン~ブスでもデブでもイケメンエリート」。タイトルからして面白そうなんですが、中身も面白いです。これも最近書籍化した作品ですね。

 あらすじ。大手商社で自称スーパーイケメンエリート営業マンをやっていた主人公小橋川は交通事故に合い、精神だけ異世界のデブスな少女の体に転移してしまう、新しい自分の体に絶望しつつも、少女の境遇を知り、ダイエット、オシャレ、営業活動、冒険を頑張り、パーフェクト美少女になって成りあがるという話。

 この作品の良い点としては、やっぱり自称スーパーイケメンエリート小橋川が格好いいところですね。とにかく前向きで、しかも頭が回り、ユーモアも効くという。スーパーイケメンエリートを自称するだけのことはあるという感じです。

 また、コメディタッチで進んでいるため読みやすく、それでいてしっかり異世界での営業活動を描いている所が偉いと思います。なろう作品だと、異世界で商売する話は結構あるんですが、チートを使ってチート製品を量産して、これは凄いと売れていくものばかりで実質商売やってないんですよね。一方でこの作品は、確かに現代知識を使っているものの主人公はそれが売れるためにはどうすればいいのかキチンと筋道を立てて考えており、売れるまでの過程が合理的です。それを馬鹿真面目に書いてしまうと眠くなってしまうのですが、面白おかしく書いてライトノベルの枠に落としこんでいるのが素晴らしいと感じました。

 アクションパートも良いです、魔力を纏った拳法とかかっこよすぎますね(ネギまとかめっちゃ好きだった)。サブキャラクター達もパンチがきいてますし、男キャラが多いのも昨今のなろう小説の中では好感度高いです。

 こちらも書籍化はされてますが、なろうでまだ普通に読めますのでお気軽にどうぞ。最近更新速度が落ちてるのでエタらない*1ように願いましょう。

*1 エタる 作品が完結しないまま、更新されなくなること

田中のアトリエ

田中~年齢イコール彼女いない歴の魔法使い~ 1 (GCノベルズ)

田中~年齢イコール彼女いない歴の魔法使い~ 1 (GCノベルズ)

 

   まだまだいきます、続いて紹介するのは「田中のアトリエ」です。書籍化されたときに流石にガストに怒られたのかタイトルが変わってますね。タイトルから錬金術を連想させますが、主人公全然錬金術しないのでまあ妥当な変更だったのかなと。

 あらすじ。クッソブサイクな主人公田中は神様の手違いで死んでしまい、その代わりに神様は何でもチートをくれてやると言います(なろうではよくある光景)。クッソブサイクな田中はイケメンになってハーレムを作りたいと願いますが、田中はイケメンになれない星の元に生まれており、イケメンになることはできませんでした。その代わりとして田中はせめて死なないようにと回復チートをもらい、異世界へと飛び出していきます。しかし、異世界でも小汚いブサメン中年おっさんへの風当たりは強く・・・という話。

 この作品、賛否両論あると思いますが、私は滅茶苦茶好きです。この作品読んで1年分ぐらいは笑いました。初めの展開はなろうにありがちな展開ですが、転移した先で速攻牢獄にぶちこまれて、同じ牢屋にいた女騎士の排泄物を監守に投げて脱獄した主人公がかつていたでしょうか、いやいない(反語)。恐らくこの一文でご理解いただけたと思いますが、この作品滅茶苦茶下品です。でもだからこそ面白い。

 主人公の田中は処女厨で妄想癖があって変態なんですが、他のキャラクターたちも変態ばっかなんですよね、尿入りの紅茶を出して興奮するメイドとか。展開自体は割と普通なんですが、この個性的なキャラクター達が交じることでカオスを生み出して、とても笑えます。会話文でめっちゃ紳士的でいいこといってるのに地の文で台無しなこといってたりとか。クッソゲスイこと考えてるのになんでかうまく回ってしまったりとか、これぞギャグコメディという感じです。

 正直書きたいことはめっちゃあったんですが、ほとんどネタバレになってしまうのでやめました。まだなろうで読めますので(ちなみに完結済み)、是非読んで笑ってください。

 最強魔法師の隠遁生活

最強魔法師の隠遁計画1 (HJ文庫)

最強魔法師の隠遁計画1 (HJ文庫)

 

 最後に紹介するのは、これ「最強魔法師の隠遁生活」。タイトルを見て、「あっ、いつものなろうだな」って思った方、間違ってはいないのですがちょっとまってください。

 以下なろうのあらすじ引用*2(めんどくさくなったわけではない)

100年前、突如として魔物が現れ人間を襲いだした。当時、通常兵器では魔物の硬質な身体に傷を付けることすらできず、人類はその数をあっという間に減少させ身を守るかのように7カ国に併合する。魔法の技術が軍事転用されたことで侵攻を妨げることに成功したが、未だ種の存続が掛かる異形の魔物との戦い。その最前線で常に命を賭けていたアルス・レーギンは軍役を満了したために16歳という若さで退役を申し出た。だが、そんな彼を国が手放すことができるはずもない。アルスは10万人以上いる魔法師の頂点に君臨する一桁ナンバー【シングル魔法師】なのだから。

  よくある転移・転生ものではなく普通のファンタジ―ですが、結構世界観が殺伐としています。市民たちが仮初の平和を享受し、のうのうと生きている横で、兵士である魔法師達はどんどん死んでいく。魔法師を育成するための学校では、現場のことが全く分かっておらず、箱入り魔法師がどんどん生成されていき死ぬ。そんな世界で最強の魔法師である主人公アルス君がいろいろな事件に巻き込まれつつも奮闘していくという話です。

 主人公TUEEには変わりないんですが、敵キャラもそれなりに強く、世界観もしっかりしているので話に引き込まれます。またヒロイン達も可愛いのでおススメですね。まだまだ続きそうな作品なので、エタる可能性も十分にありますが、今後に期待ということで紹介させてもらいました。 

 *2 http://ncode.syosetu.com/n5606cq/

 

というわけで、今回はこの4作品をあげさせていただきました。あえて有名すぎて紹介する必要もないと思ったので、「無職転生」は外させていただきましたが、「無職転生」はなろうの中でも別格に面白いので、読んでいない方は是非に。他にも面白い作品は一杯あるので、また機会があれば記事にしようかと思います。

真白ちゃんをひたすら愛でる――あおかなEX1感想

 更新しなさすぎて遂に広告がでてしまいましたが、今回は待ちに待ったあのゲームのファンディスクが出たので、感想をば書いていきたいと思います。

 

というわけで、今回のお題はこれ

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蒼の彼方のフォーリズムEXTRA1です!

 タイトル画面から滲み出るこの爽やかな感じ、そして左でおっきく主張されてるツインテールの可愛い女の娘・・・そう今回は真白ちゃんのファンディスクですね!

 今作は、人気投票で上位だったキャラがピックアップされていて、EXTRA1では真白、EXTRA2ではみさきメインになるみたいです(明日香…)。

 

 それでは早速、簡単なあらすじ。みさき先輩との試合に勝ったことにより、ちょっぴり自信をつけ、主人公と付き合って、余裕を見せ始めた真白ちゃんですが、よくよく見てみると主人公の周りには魅力的な女の子ばかりいることに気づきます。相対比較するとみさき先輩みたいにスタイルもよくないし、明日香先輩みたいな可愛さも、莉佳のような女子力もありません。あーどうしよー先輩とられちゃうよー><ってところから、話が始まり、真白ちゃんはみんなに手伝ってもらいながら、服に料理にと特訓をしていきます(ここまで主人公空気)。そして、最後に主人公とお泊りデートして・・・という話でした。

 まあ、あらすじ読んでいただければ、察してくださると思いますが、ここ20年ぐらいで親の顔ぐらい見た展開ですね、ここまでテンプレートだとそれはそれで清々しい感じがします。個人的にはもう少しFCやってる描写がほしかった・・・!このゲームFCがすべてなんじゃ・・・FCがないあおかなは魅力8割減なんじゃ・・・

 

と、ここまでちょっと酷評しましたが、良かった点も勿論ありました。

まず一つ目

飯がうまそう

  いやギャルゲーやってて飯がうまそうって、なんだよそれって思われるかと思いますが、それぐらいご飯のCGがいいんですよね。例えば

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 これとか、めっちゃこのうどん美味しそうだし、これならうどん嫌いなみさきでも好きになるわって感じがします。

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 あとこれは、主人公のために真白ちゃんが特訓してデートのために作ったお弁当なんですが、凄い頑張って作ったんだなってことが伝わってきて、見てるこっちまで嬉しくなっちゃいますよね。特にハンバーグとかちょっと成形が下手で崩れそうな感じとか、すごいいいです。完璧なお弁当よりもちょっと下手なぐらいがいいと思うのは私だけですかね?普通のAVよりも素人もののAVのほうがよいみたいな(台無し)。

 これ以外にもスクショ取り忘れてしまったのですが邪神ちゃんクッキーとかもよかったですね。

 

次に2つ目

真白ちゃんと(元)メインヒロイン達の絡みがよい

 今作の売りはこれなんじゃないでしょうか。途中まで本当に主人公がでてこなくて、本当にギャルゲーやってるのか??と疑問に思うぐらいでした。

 莉佳とクッキー作るシーンとか、明日香とデートするシーンとかすごくよかったですね。もう尊いって言う感想しか出てこないぐらいはよかったです。

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ああぁぁあぁぁあぁあぁあああ(浄化)

 

そして、最後に

やっぱり真白ちゃんめっちゃ可愛い

 むしろこれを感じられれば、もうこのゲーム100点かもしれないですが、やっぱり真白ちゃん可愛いです。EXTRAになって、ちょっと幼児化したとこもありましたが可愛いです。

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さすがにきつ・・・なんでもないです

 この作品の爽やかな感じを活かした、デートでのCG達は本当によかった、この作品青の使い方めっちゃうまいんだよ本当に。そのせいで少しエロさが失われてるけど、まあそういうゲームじゃないから(R-18とは?)。CG一枚一枚でキャラの台詞とあいまって、心が洗われるようでした。

 上でエロさが失われてしまったと書きましたが、今回のHシーン3回のうちの家族風呂と浴衣でのHシーンはよかったですね。やっぱり明るいと綺麗さが目立ってしまってエロくないんですが、うすぼんやりとした背景で水が滴るCGはすごく良いです。 まあ最後にとってつけたかのような感じは否めませんでしたが。

 そして、頑張る真白ちゃんが健気で可愛いんですよね。クッキーに綿バチいれて爆弾作っちゃうぐらいの異次元料理人だったのに、主人公のために特訓して、普通のお弁当作れるようになったり、主人公のためにいつもは着ないような可愛らしいワンピースを着てみたり、メイドになってみたりと、こんな彼女がいたら最高だろうなって思わせてくれるぐらい可愛かったです。やっぱり一生懸命努力してる女の娘は可愛いんですよ!

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私もそう思う。

 

というわけで、あおかなEX1感想でした。ちょっと短くて(実質プレイ3時間ぐらい)物足りない所もありましたが、真白ちゃんは可愛く、キャラ同士の絡みも面白く、CGもめちゃくちゃ綺麗だったので、あおかなファンは楽しめるんじゃないでしょうか!

今後のEX2およびTweiも楽しみにまってるので、スプライトさん早くつくってくださいね!

 

マダツボミが選ぶおすすめのギャルゲー5選

お久しぶりです。

最近ポケモンにはまりすぎて全然ギャルゲーできてないマダツボミです。

今回はちょっと趣向を変えましておすすめのギャルゲーを紹介します。

早速行きます。

1.さくらさくら(ハイクオソフト

さくらさくらさくら、ああ君に会いたい

さくらさくら -HARU URARA-(限定版)

さくらさくら -HARU URARA-(限定版)

 

 私がこの記事を書こうと思った原因である神ゲー。久しぶりにプレイし直しやっぱり最高だわと余韻に浸りながら、ふと批評空間をみたら思いの他辛辣な評価を受けていたので驚き、これは紹介せずにはいられないと思い、この記事を書きました。上のリンクは移植版ですが、もちろんPC版をおすすめします。

 三角関係ものですが、WA2のような重い感じはなく、ひたすらコメディチックに話が進んでいき読んでいて非常に楽しいです。主人公がとにかくいい加減で二人のさくらにふらふらするんですが、決めるところはしっかり決める主人公なので好感が持てます。そして何よりもヒロインの菜々子先生が超絶可愛い、ほんま可愛い。ギャルゲーの好きなキャラランキング作るなら確実に3つ指に入るぐらい可愛い。料理得意で可愛くて世話焼きでちょっと嫉妬深くてムチムチのレオタード着ちゃったり、先生なんのに制服みたいな服着てる菜々子先生は正直最高です。菜々子先生の「いい加減男!」だけでごはんが3杯ぐらい食べれます。

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 御馳走様です。

  ハイクオソフトは延期の常習犯なので新作は余り期待できませんが、発売済のソフトなら関係ありません。中古もそこそこ安く出回ってる(?)と思うので、是非未プレイの方はプレイして菜々子先生の可愛さを体験してみてください。

2.メモリーズオフシリーズ(KID/サイバーフロント/5pb)

ロマンシングストーリ―、とぎれたフィルムが今

Memories Off #5th とぎれたフィルム (通常版)

Memories Off #5th とぎれたフィルム (通常版)

 

  私をこの道に引きずり込ませた元凶であり、原点であるメモリーズオフ(略してメモオフ)シリーズを次に紹介したいと思います。KIDのゲームシステムはギャルゲー界随一なんて肩書きが昔あったぐらい操作性の高いゲームでした。メモオフは7までシリーズタイトルがでていますが、個人的には5(思い出補正)>2>4>6>1>3>7(未プレイ)の順番で推しています。

 最初は日常パートで明るいが、突如非日常パートへと突入しどろどろしたり、シリアスしたりしていくという今ではよく見かける手法ですが、当時の私がプレイしたときは新鮮で非常に面白かった記憶があります。また物語を通して主人公やヒロインがともに成長していき最後には幸せなキスをしてエンドというのもありふれていますが、メモオフはそこまでの過程を丁寧に描くので読み応えがあります。キャラも可愛いですし、5の麻尋ちゃんや2のつばめ先生は今でも好きですね(お前また先生じゃねーか)。

 メモオフの中でたびたびテーマにあげられていた、想い出は美化され続けるから現在の我々では到底勝てないですが、まさにこのメモオフは私の中のそれに値するのだと思います。でも2あたりは今でも面白いと思うのでぜひやってみて感想書いてください。

3.天神乱漫ゆずソフト

願いことはいつもいくつもあるけれど

天神乱漫 Happy Go Lucky!!(初回限定版)

天神乱漫 Happy Go Lucky!!(初回限定版)

 

  次は私を裸エプロン好きにさせた思い出のゲームである天神乱漫を紹介したいと思います。このゲームをプレイしてからゆずソフトを好きになり、それ以来最近発売された千恋万花まで全てプレイしていますが、正直シナリオの面白さだけで言えば天神乱漫はそこまででもありません。サノバウィッチのーぶる☆わーくすを推します。

 しかし!しかしですよ!このゲームには他にいない唯一無二のヒロインがいます!

その名も千歳佐奈ちゃん!!!!!

 (てめえもしかしたらロリコンだろ?って読者思ってるだろうけど、最近私も自分がロリコンだということに気づいた)

  この子は凄く可愛いんですね。まず見た目がドストライクなのは置いときまして、普段は賢い子なんだけど、主人公のことになるとあたふたしてポンコツになっちゃうのが可愛いですね。こんななりして主人公をエロで攻めてこようとするその姿勢もとてもいいです。声も天下のアグミオン先生というところがいいですね。そして!何より!佐奈ちゃんの裸エプロンCG・シーンは本当に神です。むりこぶ先生は本当に神です。ありがとうございます。正直このシーンだけでも個人的にはフルプライス払うだけの価値はありました。上では仕様上移植版を載せましたが、PC版を絶対に勧めます。多分ネットさがせば画像転がってるとは思いますが、是非買って確認してみてください。期待外れでも責任は持てません。

 

4.ホワイトアルバム2(Leaf

優しい嘘あなたが最後にくれた、大切な私の宝物だよ

  正直説明不要だとは思いますが、おススメのギャルゲーと言えばこれを紹介しないわけにはいかないなと思ったので紹介します。

 ホワイトアルバム2(WA2)はシナリオCG音楽すべてにおいて完璧でもう言うことはありません。特にシナリオは三角関係を丁寧に丁寧に描いていて、もうそれはWA2をプレイしている間は精神状態が不安定になって日常生活をおくるのに支障をきたすほどでした。WA2をプレイしてしまったせいで他のシリアスゲーが全て陳腐に見えるぐらいの出来でしたので、むしろプレイしない方が色々なゲームを楽しめていいかもしれません、それぐらい完成度が高かった。

 そしてヒロインも可愛い。出てくるヒロイン全員可愛いんですが、私はやっぱり雪菜派ですね(世の中のWA2ファンは雪菜派とかずさ派に分かれて熾烈な争いを日夜繰り広げている)。めちゃくちゃ可愛くて学園のアイドルっていう設定なのに、この雪菜ちゃんというヒロインはとにかくフラれます。フラれてフラれてフラれて最初ただただ天真爛漫であった彼女が、ちょっと暗いところを見せるようになる描写がたまらなく可愛く愛おしかったです。負け犬系ヒロインとはうまくいったもので、負ければ負けるだけ本当に可愛くなるんですよね、不思議。

  また音楽、特に優しい嘘や時の魔法は今聞いても泣くぐらいいい曲です。他にも名曲揃いで、しかもそれが絶妙なタイミングで入ってくるんだわ、そりゃ泣くよ。ずるいよぉおおおっていいながらクリックしていた記憶があります。

 WA2の唯一の欠点はクソ長いことで、全部プレイし終わるのに100時間ぐらいはかかることですね。しかし、やって絶対後悔しない作品だと言い切れるので未プレイの方は是非プレイしてみてください。

5.ななついろ☆ドロップスユニゾンシフト

  気づいてほらキラキラ光る星屑のように

  いとうのいぢがエロ描いてる時点で神ゲーなんですが、そんなユニゾンシフトが出しているタイトルの中でも私が一番好きなのが、このななついろ☆ドロップスですね。

 ここまでの私のチョイスからわかった人もいるかもしれませんが、そうです。私はこのゲームのヒロイン秋姫すももちゃんが死ぬほど好きなので5選にいれました。アニメ化もしたためそこそこ以上に有名だとは思いますが、古いゲームですのでやってない方も多いかもしれません。

 先にも述べましたけど、このゲームはすももゲーですので、すももちゃんが好きじゃない人はたぶん楽しめないと思います。小っちゃくていつも必死に頑張るすももちゃんが可愛く、最近の少女漫画よりよっぽど少女漫画しているシナリオは読んでいてきゅんきゅん(死語)します。ただこのゲームPC版だとフローラちゃんという超可愛いキャラを攻略できないという致命的なバグを抱えていますのでPS2版を合わせてプレイしていただくと2度楽しめていいと思います(今でもコンシューマーからの逆輸入待ってますよ!ユニゾンシフトさん!)。

 

 

 というわけで如何だったでしょうか?私と同じ趣味趣向を持っている方なら絶対楽しめる作品たちだと思うので、是非やってみてください。ものによっては入手困難なものもあるかもしれませんが、その辺は許してください。チョイスから年齢がバレそうですね!それでは今回はこの辺で、ここまで読んでくださった方ありがとうございました!

 

スポコンものの最高峰――蒼の彼方のフォーリズム 莉佳・明日香ルート感想

 前回の続きで『蒼の彼方のフォーリズム』の感想書いていきたいと思います。

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 一通りプレイし終わった後の感想としては、ぬほど面白かったんだけど、後もう一声あればもっと最高だったのになっていう感じです。これはサクラノ詩をやった時にも同じようなことを感じました。両方とも続編が出るみたいなので、それに死ぬほど期待しています。

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これぞ、王道ギャルゲ――蒼の彼方のフォーリズム 真白ルート感想

 地雷を踏み抜いてこそギャルゲーマーという言葉もありますが(あるか?)、その昔ういんどみるさんの『色に出でにけり、わが恋は』という地雷を踏み抜いたときに、ああ、これからは事前に評価を調べよう・・・って思ったものです。

 そんな自分が絶対的信頼を置いているのがご存じエロゲ批評空間なわけです。ここで80点以上がついてるギャルゲをやって、あっこれ地雷踏んだわって思ったことは今のとこないです。

というわけで(?)、今回は蒼の彼方のフォーリズムプレイしたので感想書いていきたいと思います。

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タイトル画面からして期待が高まる

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ギャルゲーマーが読む『桜の森の満開の下』

 今回は、坂口安吾著『桜の森の満開の下』の感想を書いていきたいと思います。どうでもいいですけど、桜の森を変換したとき候補の一番上にサクラノ森が来てたらあなたも立派なギャルゲーマーです。(タイトル回収)

 これを読んだきっかけは、森見登美彦著『新訳走れメロス』の中にある、新訳桜の森の満開の下を読んだときに得も知れぬ気持ち悪さと美しさの両方を感じ、原典のほうはどうなんだろうと興味を持ったことにあります。あとサクラノ詩をやったときにそのうち読もうと思っていた作品でもあります。

 ということで100万回は書かれてきたであろうあらすじ。

 昔々とある山に、山賊が住み着いていました。その山賊はエロゲにでてくるようなこてこてのテンプレ山賊で、通りかかった旅人の身ぐるみははがし、気に入った女は自分の女房にしていました。そんな山賊でも怖いものはありました、それは桜の森でした(満開の桜は当時人の木を狂わすと怖がられていた)。

 ある日、いつもと同じように山賊は旅人を襲い、その妻を攫ってきました。山賊は最初亭主を殺す気はありませんでしたが、女が美しすぎため、体が勝手に亭主を斬っていました。その攫ってきた女でありますが、こいつがとんでもないわがまま女で、家に住まわせていたほかの女房を殺させたりと、様々な要求を山賊にしていきました。そして都が恋しくなった女は、山賊に都へと移り住むように言い、山賊は女とともに都に行きます。

 都へと行った山賊と女でしたが、そこで女は「首遊び」に嵌りました。「首遊び」は、山賊に都に住む様々な人間の首をとってこさせては、その首を使ってロールプレイングするという残酷な遊びのことです。「首遊び」のために毎夜都の人を斬って女に献上してきた山賊でしたが、都暮らしになれないこともあり、山へ戻ることを決めます。しかし女は「首遊び」に嵌りすぎてもう山賊なしでは生きる事はできませんでした。それゆえに女は山に戻る山賊についていき、説得させいずれまた戻ってこようと画策します。

 山賊は女を背負って山に戻ると、桜の森は満開でありました。山賊は山に戻ってきたことが嬉しく、恐れていた桜の森の満開の下に歩きこみます。すると一陣の風が吹き、背中がどんどん冷たくなっていきます。ふと振り返ると女は醜い老婆の鬼に変化していて、山賊の首を絞めてきました。山賊は必死で鬼を振り払い、女の首を締めあげます。

 我に返った山賊は、元に戻った女が桜の花びらにまみれて死んでいるのを見ます。山賊は初めて泣きました。山賊が死んだ女に触れようとすると、女の姿は搔き消えてただの花びらになっていました。そして花びらを掻き分けた山賊の手も消え、後に残るのは冷たい虚空だけでした。

 最近、私がギャルゲーをやっているときに疑問に思うことがあります。それは、多くのシナリオで他者依存を否定しながら、愛を肯定することの矛盾についてです。私は、愛とは最大級の他者依存ではないかと考えています。他者の行動如何によって自分の心まで揺り動かされるわけですから。フラれればそれだけで自己を否定されたように感じ、浮気されたら怒りと悲しみに心が支配されるわけです。だから愛はすべてなんですよ、それ以外同居できない、”自分”を保ちたければ愛を捨てなければいけない、ストリックランドが芸術のために妻を捨てたように、サクラノ詩の直哉が誰ともくっつかずに物語を終えるように。

 さて昔の人々が桜を恐れた理由はそれが美しすぎたからではないでしょうか。美しすぎて心を奪われ自分が自分でなくなってしまうのを恐れた。それは恋や愛と似ていますね。

桜の森の満開の下』でも山賊は美しい女に惚れてしまい、自分を見失います。普段の自分と違う行動を取るところから始まり、自分の女房達を殺し、自分のすべてであった山を捨て都に行き、人をたくさん女のために殺し、そして何かが違うと感じ山へと戻るが、女を殺すと自分も消えてしまう。女を殺すと山賊も消えてしまうのは、山賊に元の自分が残っていないことの暗示ではないんでしょうか、女が消えたから同様に山賊も消えるという。だから私はこの作品から、愛の恐ろしさを感じました。

 ここまで、愛によって元の自分が消えてしまうことの恐ろしさを述べてきましが、私はこの現象をそこまで悪いものであるとは捉えていません。元の自分が消えてもまた新しい自分が生まれます。他者依存でもいいじゃないですか、その人がハッピーならその人の世界ではハッピーです。人間というのは変わっていく生き物ですから、そのときそのとき他者に影響されながら変わっていけばいいと思います。でもそのとき重要なのは、それがおかしい状態であると認識して、どこかで自分を俯瞰しておくことだと思います。女のために他の妻を殺したり、都の人間の首をとってきたりしたらもう戻れませんから。

 というわけで感想はこの辺で締めたいと思います。私は岩波文庫坂口安吾短編集を買って読みましたが、白痴をはじめとして愛の形にも多様な形態があることを教えてくれる良い著作でした。今回の『桜の森の満開の下』ですが短編で1時間もかからず読めますし、今は青空文庫で無料で読めますので、まだ未読の方は読んでみてはいかがでしょうか?

心刀合一を以て限界を超える―千の刃濤、桃花染の皇姫感想

 発売日翌日には手に入れられなかったものの翌週の土曜には入荷したようで、無事オーガスト新作千の刃濤、桃花染の皇姫を購入することができ、ひとまず終わりましたので感想を書きたいと思います。エロゲはがある生き物なので、旬が終わらないうちにやることがてよかったです(前回平気で3年前のゲームをやっていた人間の台詞ではない)

*この感想には激しくネタバレが含まれています、ご注意ください。

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図書部のお仕事でつぐみちゃんがコスプレをしてくれました、えっ違う?今回のメインヒロイン?これは失礼しました。

  正直今作ですが、前作の大図書館の羊飼いがあの感じだったのであんまり期待してなかったんですが結構面白かったです。一言で言えばエロゲ―になったファイアーエムブレム

 世界観は明治維新と終戦後の日本と現代をかき混ぜた下地に武人や呪術といったファンタジー要素をトッピングした伝奇もので、一つ一つの要素はそこまで新しくもないんですが、うまくまとめられていたので新鮮に感じました。

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