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マダツボミの観察日誌

古典からギャルゲーまで備忘録兼感想帳

マダツボミが選ぶおすすめのギャルゲー5選

お久しぶりです。

最近ポケモンにはまりすぎて全然ギャルゲーできてないマダツボミです。

今回はちょっと趣向を変えましておすすめのギャルゲーを紹介します。

早速行きます。

1.さくらさくら(ハイクオソフト

さくらさくらさくら、ああ君に会いたい

さくらさくら -HARU URARA-(限定版)

さくらさくら -HARU URARA-(限定版)

 

 私がこの記事を書こうと思った原因である神ゲー。久しぶりにプレイし直しやっぱり最高だわと余韻に浸りながら、ふと批評空間をみたら思いの他辛辣な評価を受けていたので驚き、これは紹介せずにはいられないと思い、この記事を書きました。上のリンクは移植版ですが、もちろんPC版をおすすめします。

 三角関係ものですが、WA2のような重い感じはなく、ひたすらコメディチックに話が進んでいき読んでいて非常に楽しいです。主人公がとにかくいい加減で二人のさくらにふらふらするんですが、決めるところはしっかり決める主人公なので好感が持てます。そして何よりもヒロインの菜々子先生が超絶可愛い、ほんま可愛い。ギャルゲーの好きなキャラランキング作るなら確実に3つ指に入るぐらい可愛い。料理得意で可愛くて世話焼きでちょっと嫉妬深くてムチムチのレオタード着ちゃったり、先生なんのに制服みたいな服着てる菜々子先生は正直最高です。菜々子先生の「いい加減男!」だけでごはんが3杯ぐらい食べれます。

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 御馳走様です。

  ハイクオソフトは延期の常習犯なので新作は余り期待できませんが、発売済のソフトなら関係ありません。中古もそこそこ安く出回ってる(?)と思うので、是非未プレイの方はプレイして菜々子先生の可愛さを体験してみてください。

2.メモリーズオフシリーズ(KID/サイバーフロント/5pb)

ロマンシングストーリ―、とぎれたフィルムが今

Memories Off #5th とぎれたフィルム (通常版)

Memories Off #5th とぎれたフィルム (通常版)

 

  私をこの道に引きずり込ませた元凶であり、原点であるメモリーズオフ(略してメモオフ)シリーズを次に紹介したいと思います。KIDのゲームシステムはギャルゲー界随一なんて肩書きが昔あったぐらい操作性の高いゲームでした。メモオフは7までシリーズタイトルがでていますが、個人的には5(思い出補正)>2>4>6>1>3>7(未プレイ)の順番で推しています。

 最初は日常パートで明るいが、突如非日常パートへと突入しどろどろしたり、シリアスしたりしていくという今ではよく見かける手法ですが、当時の私がプレイしたときは新鮮で非常に面白かった記憶があります。また物語を通して主人公やヒロインがともに成長していき最後には幸せなキスをしてエンドというのもありふれていますが、メモオフはそこまでの過程を丁寧に描くので読み応えがあります。キャラも可愛いですし、5の麻尋ちゃんや2のつばめ先生は今でも好きですね(お前また先生じゃねーか)。

 メモオフの中でたびたびテーマにあげられていた、想い出は美化され続けるから現在の我々では到底勝てないですが、まさにこのメモオフは私の中のそれに値するのだと思います。でも2あたりは今でも面白いと思うのでぜひやってみて感想書いてください。

3.天神乱漫ゆずソフト

願いことはいつもいくつもあるけれど

天神乱漫 Happy Go Lucky!!(初回限定版)

天神乱漫 Happy Go Lucky!!(初回限定版)

 

  次は私を裸エプロン好きにさせた思い出のゲームである天神乱漫を紹介したいと思います。このゲームをプレイしてからゆずソフトを好きになり、それ以来最近発売された千恋万花まで全てプレイしていますが、正直シナリオの面白さだけで言えば天神乱漫はそこまででもありません。サノバウィッチのーぶる☆わーくすを推します。

 しかし!しかしですよ!このゲームには他にいない唯一無二のヒロインがいます!

その名も千歳佐奈ちゃん!!!!!

 (てめえもしかしたらロリコンだろ?って読者思ってるだろうけど、最近私も自分がロリコンだということに気づいた)

  この子は凄く可愛いんですね。まず見た目がドストライクなのは置いときまして、普段は賢い子なんだけど、主人公のことになるとあたふたしてポンコツになっちゃうのが可愛いですね。こんななりして主人公をエロで攻めてこようとするその姿勢もとてもいいです。声も天下のアグミオン先生というところがいいですね。そして!何より!佐奈ちゃんの裸エプロンCG・シーンは本当に神です。むりこぶ先生は本当に神です。ありがとうございます。正直このシーンだけでも個人的にはフルプライス払うだけの価値はありました。上では仕様上移植版を載せましたが、PC版を絶対に勧めます。多分ネットさがせば画像転がってるとは思いますが、是非買って確認してみてください。期待外れでも責任は持てません。

 

4.ホワイトアルバム2(Leaf

優しい嘘あなたが最後にくれた、大切な私の宝物だよ

  正直説明不要だとは思いますが、おススメのギャルゲーと言えばこれを紹介しないわけにはいかないなと思ったので紹介します。

 ホワイトアルバム2(WA2)はシナリオCG音楽すべてにおいて完璧でもう言うことはありません。特にシナリオは三角関係を丁寧に丁寧に描いていて、もうそれはWA2をプレイしている間は精神状態が不安定になって日常生活をおくるのに支障をきたすほどでした。WA2をプレイしてしまったせいで他のシリアスゲーが全て陳腐に見えるぐらいの出来でしたので、むしろプレイしない方が色々なゲームを楽しめていいかもしれません、それぐらい完成度が高かった。

 そしてヒロインも可愛い。出てくるヒロイン全員可愛いんですが、私はやっぱり雪菜派ですね(世の中のWA2ファンは雪菜派とかずさ派に分かれて熾烈な争いを日夜繰り広げている)。めちゃくちゃ可愛くて学園のアイドルっていう設定なのに、この雪菜ちゃんというヒロインはとにかくフラれます。フラれてフラれてフラれて最初ただただ天真爛漫であった彼女が、ちょっと暗いところを見せるようになる描写がたまらなく可愛く愛おしかったです。負け犬系ヒロインとはうまくいったもので、負ければ負けるだけ本当に可愛くなるんですよね、不思議。

  また音楽、特に優しい嘘や時の魔法は今聞いても泣くぐらいいい曲です。他にも名曲揃いで、しかもそれが絶妙なタイミングで入ってくるんだわ、そりゃ泣くよ。ずるいよぉおおおっていいながらクリックしていた記憶があります。

 WA2の唯一の欠点はクソ長いことで、全部プレイし終わるのに100時間ぐらいはかかることですね。しかし、やって絶対後悔しない作品だと言い切れるので未プレイの方は是非プレイしてみてください。

5.ななついろ☆ドロップスユニゾンシフト

  気づいてほらキラキラ光る星屑のように

  いとうのいぢがエロ描いてる時点で神ゲーなんですが、そんなユニゾンシフトが出しているタイトルの中でも私が一番好きなのが、このななついろ☆ドロップスですね。

 ここまでの私のチョイスからわかった人もいるかもしれませんが、そうです。私はこのゲームのヒロイン秋姫すももちゃんが死ぬほど好きなので5選にいれました。アニメ化もしたためそこそこ以上に有名だとは思いますが、古いゲームですのでやってない方も多いかもしれません。

 先にも述べましたけど、このゲームはすももゲーですので、すももちゃんが好きじゃない人はたぶん楽しめないと思います。小っちゃくていつも必死に頑張るすももちゃんが可愛く、最近の少女漫画よりよっぽど少女漫画しているシナリオは読んでいてきゅんきゅん(死語)します。ただこのゲームPC版だとフローラちゃんという超可愛いキャラを攻略できないという致命的なバグを抱えていますのでPS2版を合わせてプレイしていただくと2度楽しめていいと思います(今でもコンシューマーからの逆輸入待ってますよ!ユニゾンシフトさん!)。

 

 

 というわけで如何だったでしょうか?私と同じ趣味趣向を持っている方なら絶対楽しめる作品たちだと思うので、是非やってみてください。ものによっては入手困難なものもあるかもしれませんが、その辺は許してください。チョイスから年齢がバレそうですね!それでは今回はこの辺で、ここまで読んでくださった方ありがとうございました!

 

スポコンものの最高峰――蒼の彼方のフォーリズム 莉佳・明日香ルート感想

ゲーム

 前回の続きで『蒼の彼方のフォーリズム』の感想書いていきたいと思います。

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 一通りプレイし終わった後の感想としては、ぬほど面白かったんだけど、後もう一声あればもっと最高だったのになっていう感じです。これはサクラノ詩をやった時にも同じようなことを感じました。両方とも続編が出るみたいなので、それに死ぬほど期待しています。

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これぞ、王道ギャルゲ――蒼の彼方のフォーリズム 真白ルート感想

ゲーム

 地雷を踏み抜いてこそギャルゲーマーという言葉もありますが(あるか?)、その昔ういんどみるさんの『色に出でにけり、わが恋は』という地雷を踏み抜いたときに、ああ、これからは事前に評価を調べよう・・・って思ったものです。

 そんな自分が絶対的信頼を置いているのがご存じエロゲ批評空間なわけです。ここで80点以上がついてるギャルゲをやって、あっこれ地雷踏んだわって思ったことは今のとこないです。

というわけで(?)、今回は蒼の彼方のフォーリズムプレイしたので感想書いていきたいと思います。

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タイトル画面からして期待が高まる

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ギャルゲーマーが読む『桜の森の満開の下』

読書

 今回は、坂口安吾著『桜の森の満開の下』の感想を書いていきたいと思います。どうでもいいですけど、桜の森を変換したとき候補の一番上にサクラノ森が来てたらあなたも立派なギャルゲーマーです。(タイトル回収)

 これを読んだきっかけは、森見登美彦著『新訳走れメロス』の中にある、新訳桜の森の満開の下を読んだときに得も知れぬ気持ち悪さと美しさの両方を感じ、原典のほうはどうなんだろうと興味を持ったことにあります。あとサクラノ詩をやったときにそのうち読もうと思っていた作品でもあります。

 ということで100万回は書かれてきたであろうあらすじ。

 昔々とある山に、山賊が住み着いていました。その山賊はエロゲにでてくるようなこてこてのテンプレ山賊で、通りかかった旅人の身ぐるみははがし、気に入った女は自分の女房にしていました。そんな山賊でも怖いものはありました、それは桜の森でした(満開の桜は当時人の木を狂わすと怖がられていた)。

 ある日、いつもと同じように山賊は旅人を襲い、その妻を攫ってきました。山賊は最初亭主を殺す気はありませんでしたが、女が美しすぎため、体が勝手に亭主を斬っていました。その攫ってきた女でありますが、こいつがとんでもないわがまま女で、家に住まわせていたほかの女房を殺させたりと、様々な要求を山賊にしていきました。そして都が恋しくなった女は、山賊に都へと移り住むように言い、山賊は女とともに都に行きます。

 都へと行った山賊と女でしたが、そこで女は「首遊び」に嵌りました。「首遊び」は、山賊に都に住む様々な人間の首をとってこさせては、その首を使ってロールプレイングするという残酷な遊びのことです。「首遊び」のために毎夜都の人を斬って女に献上してきた山賊でしたが、都暮らしになれないこともあり、山へ戻ることを決めます。しかし女は「首遊び」に嵌りすぎてもう山賊なしでは生きる事はできませんでした。それゆえに女は山に戻る山賊についていき、説得させいずれまた戻ってこようと画策します。

 山賊は女を背負って山に戻ると、桜の森は満開でありました。山賊は山に戻ってきたことが嬉しく、恐れていた桜の森の満開の下に歩きこみます。すると一陣の風が吹き、背中がどんどん冷たくなっていきます。ふと振り返ると女は醜い老婆の鬼に変化していて、山賊の首を絞めてきました。山賊は必死で鬼を振り払い、女の首を締めあげます。

 我に返った山賊は、元に戻った女が桜の花びらにまみれて死んでいるのを見ます。山賊は初めて泣きました。山賊が死んだ女に触れようとすると、女の姿は搔き消えてただの花びらになっていました。そして花びらを掻き分けた山賊の手も消え、後に残るのは冷たい虚空だけでした。

 最近、私がギャルゲーをやっているときに疑問に思うことがあります。それは、多くのシナリオで他者依存を否定しながら、愛を肯定することの矛盾についてです。私は、愛とは最大級の他者依存ではないかと考えています。他者の行動如何によって自分の心まで揺り動かされるわけですから。フラれればそれだけで自己を否定されたように感じ、浮気されたら怒りと悲しみに心が支配されるわけです。だから愛はすべてなんですよ、それ以外同居できない、”自分”を保ちたければ愛を捨てなければいけない、ストリックランドが芸術のために妻を捨てたように、サクラノ詩の直哉が誰ともくっつかずに物語を終えるように。

 さて昔の人々が桜を恐れた理由はそれが美しすぎたからではないでしょうか。美しすぎて心を奪われ自分が自分でなくなってしまうのを恐れた。それは恋や愛と似ていますね。

桜の森の満開の下』でも山賊は美しい女に惚れてしまい、自分を見失います。普段の自分と違う行動を取るところから始まり、自分の女房達を殺し、自分のすべてであった山を捨て都に行き、人をたくさん女のために殺し、そして何かが違うと感じ山へと戻るが、女を殺すと自分も消えてしまう。女を殺すと山賊も消えてしまうのは、山賊に元の自分が残っていないことの暗示ではないんでしょうか、女が消えたから同様に山賊も消えるという。だから私はこの作品から、愛の恐ろしさを感じました。

 ここまで、愛によって元の自分が消えてしまうことの恐ろしさを述べてきましが、私はこの現象をそこまで悪いものであるとは捉えていません。元の自分が消えてもまた新しい自分が生まれます。他者依存でもいいじゃないですか、その人がハッピーならその人の世界ではハッピーです。人間というのは変わっていく生き物ですから、そのときそのとき他者に影響されながら変わっていけばいいと思います。でもそのとき重要なのは、それがおかしい状態であると認識して、どこかで自分を俯瞰しておくことだと思います。女のために他の妻を殺したり、都の人間の首をとってきたりしたらもう戻れませんから。

 というわけで感想はこの辺で締めたいと思います。私は岩波文庫坂口安吾短編集を買って読みましたが、白痴をはじめとして愛の形にも多様な形態があることを教えてくれる良い著作でした。今回の『桜の森の満開の下』ですが短編で1時間もかからず読めますし、今は青空文庫で無料で読めますので、まだ未読の方は読んでみてはいかがでしょうか?

心刀合一を以て限界を超える―千の刃濤、桃花染の皇姫感想

ゲーム

 発売日翌日には手に入れられなかったものの翌週の土曜には入荷したようで、無事オーガスト新作千の刃濤、桃花染の皇姫を購入することができ、ひとまず終わりましたので感想を書きたいと思います。エロゲはがある生き物なので、旬が終わらないうちにやることがてよかったです(前回平気で3年前のゲームをやっていた人間の台詞ではない)

*この感想には激しくネタバレが含まれています、ご注意ください。

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図書部のお仕事でつぐみちゃんがコスプレをしてくれました、えっ違う?今回のメインヒロイン?これは失礼しました。

  正直今作ですが、前作の大図書館の羊飼いがあの感じだったのであんまり期待してなかったんですが結構面白かったです。一言で言えばエロゲ―になったファイアーエムブレム

 世界観は明治維新と終戦後の日本と現代をかき混ぜた下地に武人や呪術といったファンタジー要素をトッピングした伝奇もので、一つ一つの要素はそこまで新しくもないんですが、うまくまとめられていたので新鮮に感じました。

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大図書館の羊飼い感想

ゲーム

今回は先日発売されたオーガスト最新作『千の刃濤、桃花染の皇姫』の感想・・・・・・

ではなく、同じくオーガストさんの大図書館の羊飼いを今更ながらにプレイしたので感想書きます。

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月と六ペンス感想

読書

月と六ペンス読み終わったので備忘録代わりに記事にしようと思います。

*今回は真面目な記事ですのでご安心してお読みください。

今回私が読んだのは岩波文庫から出てる行方昭夫さんの翻訳版ですね。月と六ペンス (岩波文庫)

月と六ペンス (岩波文庫)


 

この作品は世界的画家であるゴーギャンをモデルとしたストリックランドの生涯を彼の友人の視点から描いた作品になっています。ただ、この作品を読み終わった後にゴーギャンについて調べたら事実とは結構異なる部分がありましたので、創作物だという認識で読んだ方がいいと思います。

さて、作家を職として生きている主人公である私は、イギリスでの社交的で変わらない生活に飽き飽きしていました。そんなところでストリックランド夫妻と出会います。この夫妻に出合った時、主人公はなんて面白味のない普通の幸せな家庭なのだと思い、特段の興味を寄せませんでした。しかし、ある日突然夫であるチャールズストリックランド氏は、妻を置いてパリへと失踪してしまいます。困惑した妻は主人公にストリックランドを連れ戻してきてほしいと頼み、義憤と好奇心から主人公はパリへと説得しに向かいます。そこで奇妙なストリックランド氏と会うところから交流が始まり物語は進んでいきます。

このストリックランド氏はとにかく終始クソ野郎なんですが、なぜか憎めないそんなキャラをしていました。突然絵を描きたくなったから、女に縛られたくなかったから、40歳という歳で証券マンという安定した地位を捨て、少ない貯金でパリに来て絵描きになります。仕事もろくにしない、金の無心だけはする、部屋の掃除もしない、自分の世話もできない、自分に親切にしてくれるものに暴言を吐く、挙句その妻を寝取り捨て、その妻が自殺してしまっても何も思わない。でもストリックランドの行動言動は一貫しているんですよね、とにかく自分の中にある何かを解放したいがために絵を描く、そこに名誉はいらないし、愛は大きすぎてそれと両立しないからいらない、でも自分の中にある性欲は抑えきれないから、たまに抱くための女が必要で、使い終わったらその女には興味はないし、絵を描くことに時間を使いたいから自分に構わないでほしいと思う。そしてこのストリックランドの性質を描いた描写が秀逸なんですよね、ほんとにこいつは自分のこともしくは求める美以外に興味ないんだなってことが伝わってくるんです。だから凄くゴミ野郎なのに憎めない、でもストリックランド氏にそんなことを伝えたら興味無さげに「犬にでも食われろ」って言われそうですね。天才ってこういう人間なのかあとも思います。私はこういう生き方を決してやってみたいとは思わないけれど憧れますね。

その後いろいろあってストリックランドはタヒチへと行きそこで病気で死にます。そこで有名な「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか」を描いたということです。ストリックランドは自分が解放したかったものを表現することができたのでしょうか?私は絵画について、全くの素人ですのでこの絵を見ても、なんか怖い(小並感)程度の感想しか生まれませんでしたが、これだけ他人に迷惑をかけたのだから実現できたのだと願いたいです。

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 ゴーギャン作 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか

月と六ペンスはもともとサクラノ詩をやった時に真琴ちゃんの天才観で出てきた作品で興味を持ち読んだのですが(結局ギャルゲー)、新しい価値観を見つけられた良い作品だと思いました。